サステナビリティの基本的な考え方

はごろもフーズグループ サステナビリティ シンボルマーク
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はごろもフーズグループ サステナビリティ シンボルマーク

 

私たちは、はごろもフーズグループの企業理念である「経営理念」「コーポレートメッセージ」「事業領域」に基づいて事業活動を営んでいます。

当社グループは、従来より環境に配慮した製品で長年事業を営んでおり、安全・安心な食品を安定的にお客様にお届けすることを通して、すべての人の健康と笑顔のお手伝いをすることが企業理念の実践であり、またそれがはごろもフーズグループのサステナビリティ活動であると考えます。

 

当社グループのサステナビリティ活動を、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のワークフローに沿って取り組むことで、社会的な課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、当社グループの継続的な成長を目指します。

 

サステナビリティの推進体制

代表取締役社長および各本部長で構成する「SDGs推進委員会」を2021年2月に発足し、持続可能な社会の実現への貢献と、はごろもフーズグループの継続的な成長に向けて、取り組むべき重点課題を選定しました。

合わせて、各部門における推進担当を任命し、取り組みを推進する体制を整えました。

各部門で重点課題に対する取り組みを進め、進捗を「SDGs推進委員会」で検証し、定期的に内外に公表します。

 

重点課題(マテリアリティ)の特定プロセス

重点課題(マテリアリティ)の特定プロセス

 

はごろもフーズグループが認識する社会的課題と、事業におけるリスクをSDGsのワークフローに沿って抽出し、バリューチェーンごとに分別したうえで、最優先で取り組むべき「重点課題」を特定しました。

バリューチェーンにおけるリスクと重点課題

 

サステナビリティ重点課題

上記で特定した重点課題の目標達成のため、取り組み事項と2026年度末までの定性目標を策定しました。

なお、従来より取り組んでいる事項についても並列して記載しています。

シーチキンの原材料であるマグロ・カツオ等を

    守る

     ー豊かな海洋資源を持続可能にー

内容

2026年度末までの定性目標

シーチキン原材料の100%使用
(マグロ・カツオ)

シーチキンなどの食品に使用される部分は一匹の魚の約45%で、その他の魚肉・骨・皮などは飼料や肥料として再利用し、魚を蒸したときの煮汁は濃縮し、エキスとして調味料・化粧品等に有効活用する

持続可能な原材料の使用推進

①一本釣り製品の拡大
日本およびインドネシア近海で一本釣り漁業により漁獲された原料の使用拡大

②持続可能な漁業で漁獲した原材料を使用した製品の拡大

プラスチック包装資材の使用削減

かつおパック小袋仕切り:連包装製品に合わせ順次廃止

のり製品:トレーを順次廃止

ツナ代替原料を使用した製品の拡大

新製品を積極的に発売

持続可能な容器包装資材の使用推進

     ー人と地球にやさしい製品づくりー

内容

2026年度末までの定性目標

再生可能資源を使用した容器(缶詰)の継続的な使用推進

缶詰製品の取り扱いを継続する

持続可能な容器包装資材の使用推進

①紙パック

新製品を積極的に発売

②カートン

適切に管理された森林や、そこから生産された林産物、再生資源、その他管理された供給元からの原材料を使用したものに順次切り替えを進める

容器包装資材の廃棄削減

使用期限等の管理および工場での在庫管理の徹底

食品ロス削減

     ー自然の恵みを大切にするー

内容

2026年度末までの定性目標

賞味期間表示の年月表示

2019年6月より順次、賞味期間1年以下の製品を除く家庭用製品で実施済み

今後は業務用製品での実施を検討中

賞味期間のさらなる延長

容器の改良等による賞味期間延長への取り組みを継続的に実施

自社の産業廃棄物排出量の削減※

自社プラントの品質管理を強化し、年0.5%ずつ削減

自社の食品リサイクル率(再生利用実施率)100%

発生抑制に取り組み、食品廃棄物のリサイクル化を推進し、食品リサイクル率100%維持を目標とする※

賞味期限は「おいしいめやす」啓蒙活動

ホームページ等への掲載

適量製品の開発

食べ切りサイズ製品のラインアップを強化

フードバンク等への製品寄贈

賞味期限の迫った製品等の寄贈(年数回程度実施)

エネルギー・水リスクへの対策

     ー地球のためにできることー

内容

2026年度末までの定性目標

自社のエネルギー消費量の削減

2022年度を基準とし、原単位で年1%ずつ削減(省エネ法の定める特定事業者の削減計画に準拠する)※

自社の二酸化炭素排出量の削減

2022年度を基準とし、原単位で年1%ずつ削減(省エネ法の定める特定事業者の削減計画に準拠する)※

自社のプラントでの水使用量の削減

2022年度を基準とし、年0.5%ずつ削減※

二酸化炭素排出量のより少ない資材の使用

①バイオマスインキ・水性インキ使用

水性インキを使用している製品に「使用マーク」を順次導入
新製品は水性インキ、バイオマスインキの使用を推奨

②バイオマスプラスチック・紙容器の使用

バイオマスプラスチック・紙容器を使用した製品の発売を目指す

持続可能な物流システムの構築

①貨物列車等の利用による二酸化炭素排出量の削減

②カートン包装資材のサイズ見直し等による積載効率の向上

営業車の削減・二酸化炭素排出量の少ない車両への切替

コンパクトカーやハイブリット車、軽自動車などに順次入れ替え

クールビズ・ウォームビズの推進

男性社員のネクタイ廃止、女性社員の服装の自由化を推進

環境保全活動への取り組み

     ー美しい地域を守るためにー

内容

2026年度末までの定性目標

工場の排水の削減

工場の排水設備を見直し、工場からの排水削減をはかる

自社の紙使用量の削減(ペーパーレス)

①会議等でタブレットやパソコンを活用し資料のデジタル化を進める

②電子承認システムなどを導入し、紙の使用量の削減をはかる

地域の清掃活動への参加

「小さな親切運動」静岡県支部が主催する静岡市清水区島崎町(当社本店所在地)港湾地区清掃参加

環境社会検定(eco検定)の推奨

①新入社員の環境社会検定(eco検定)全員合格

②社員の環境社会検定(eco検定)の推奨

 社内認定「エコアクションナビゲーター」の授与

自信・働き甲斐・生き甲斐の持てる会社の実現

     ーともに働く仲間のためにー

内容

2026年度末までの定性目標

多様な働き方の提案

①女性活躍の推進:管理称研修等の実施

②アクティブシニア活躍の推進:定年延長

「はごろもフーズ健康宣言」に基づく健康経営の取り組みと健康経営優良法人の認定

①健康経営優良法人認定の継続

②福利厚生制度の充実

健全なサプライチェーンの構築

①ステークスホルダーとの友好な関係の確立

②サプライヤーガイドライン遵守アンケート実施

※環境省が策定したガイドラインに基づき、エコアクション21に取り組み、認証・登録しており、「環境経営レポート」に毎年情報を公開しています。

 

環境についての取り組み

はごろもフーズ環境方針

 

 環境経営理念

 はごろもフーズは、人と地球に愛される企業を目指し、安全で環境にやさしい食品の製造・販売に努めます。

 地域社会と共生していく企業として環境保全活動に取り組みます。

 

 環境経営方針

  1.  エコアクション21を全社運動として展開し、SDGsの目標達成に向けて取り組みます。
  2.  環境関連法規、条例、規制基準を遵守します。
  3.  環境への影響を考慮し目標を定め、製品の製造、流通・販売の全過程で、資源・エネルギー、二酸化炭素排出量、水使用量を削減します。
  4.  廃棄物の発生抑制、減量化を推進します。
  5.  食品リサイクル率100%を達成します。
  6.  教育・啓発活動を計画的に推進し、環境に対する従業員の意識の向上、環境保全に関する社内体制の充実をはかります。
  7.  持続可能な社会を築くため、ペーパーレス化を推進します。

 

制定日:2011年11月7日

改訂日:2019年10月15日

はごろもフーズ環境への取り組み

 

はごろもフーズでは、当社製品の礎である、かけがえのない自然の恵みを次の世代へ継承し、将来にわたって皆が豊かな自然環境を享受できるよう、環境経営方針を定め、全社で『エコアクション21』の認証取得に取り組みます。

◇『エコアクション21』 永年勤続 感謝状贈呈◇

 

認証・登録から6年が経過し、2020年度末までに更新3回目の審査を終えた、もしくは審査中の事業者の中で、これまで『エコアクション21』に長年にわたり熱心に取り組んでいる認証・登録事業者に、『エコアクション21』として感謝の意を表するため、感謝状を贈呈いただきました。

 

 当社の実績

 認証取得:2012年9月(9年経過10年目)更新5回

お取引先との取り組み

はごろもフーズグループ調達基本方針

 

策定にあたり

はごろもフーズグループは、企業理念である「経営理念」「コーポレートメッセージ」「事業領域」に基づいて事業活動を営んでいます。

私たちは、安全・安心な食品を安定的にお客様にお届けし、お客様の健康と笑顔のお手伝いをすることが企業理念の実践であると考えます。

また同時に事業活動を通して、さらなる企業価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、継続的な成長を目指します。

私たちは、お客様・お取引先・株主・地域社会、すべてのステークホルダーの皆様から一層の信頼を得られるよう、「調達基本方針」を策定しました。

はごろもフーズグループは、調達活動を通じて社会的責任を果たし、企業理念の実践と持続可能な社会の実現に貢献します。

2021年12月策定

 

Ⅰ.法令・社会規範の遵守

  日本および関係各国の法令や規則、関連する社会規範を遵守し、「はごろもフーズグループ行動規範」に則り、コンプライアンス体制を構築

  するとともに、適切な輸出入取引を行い、良識ある行動をします。

  反社会的勢力およびこれらと関わりある団体や個人との関係を排除します。

 

Ⅱ.人権の尊重

  すべてのステークホルダーの人権を尊重し、不当な差別を撤廃するとともに、虐待やハラスメントをはじめとする非人道的な扱いを排除します。

  日本および関係各国の関連諸法令を遵守し、強制労働や児童労働等、あらゆる人権侵害を排除し、法令に定められた就業年齢に満たない児童の

  雇用を許容しません。

  現地の文化を尊重し、人種・民族・国籍・宗教・障がいなどを理由に、求人・雇用・報酬など処遇における差別を許容しません。

 

Ⅲ.安全で働きやすい環境

  従業員の安全と衛生が確保された労働環境の整備と、業務上の災害の発生防止に努めるとともに、日本および関係各国の法令に定められた労働

  法および関連諸法令を遵守し、適切な労務管理と適切な賃金の支払いを行います。

 

Ⅳ.安全・安心な食品の提供

  日本および関係各国の関連諸法令を遵守し、衛生・製造・品質管理システムを構築し運用することで、安全・安心な食品の安定的な供給に努め

  ます。

  合わせて、製品および安全・安心に関する正確かつ適切な情報を積極的に提供します。

 

Ⅴ.公正な事業慣行

  日本および関係各国の法令や規則を遵守し、公正・透明かつ自由な競争による調達活動を行います。

  政治・行政・業界団体・その他企業および個人とは常に健全かつ透明な関係を保ち、強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗取引に関与しま

  せん。

  合わせて、知的財産権を尊重し、不正使用や侵害行為は行いません。

 

Ⅵ.地球環境への配慮

  日本および関係各国の関連諸法令や規制、国際条約の遵守はもとより、「はごろもフーズ環境方針」に則り、資源・エネルギーの有効活用、

  環境汚染の予防等による環境保全に努めます。

  合わせて、生物多様性と生態系の保全や気候変動緩和への取り組みを積極的に推進し、地球環境に配慮した調達活動を行います。

 

Ⅶ.地域との関わり

  国内外を問わず、事業を行う地域の社会習慣および文化を尊重し、コミュニケーションを深めることで地域との共生をはかります。

  相互信頼を基盤とした調達活動の推進と、地域社会の発展に貢献します。

 

Ⅷ.情報セキュリティ

  情報セキュリティに関する法令や規則、契約上の義務を遵守し、コンピュータ・ネットワーク上の脅威に対し、社内外に影響を与えないための

  対策を確立します。

  合わせて、個人情報や機密情報を適切に管理・保護します。

以上

地域への取り組み

フードバンクへの寄贈

 

はごろもフーズグループでは、賞味期限の迫った製品等を、定期的に『特定非営利活動法人フードバンクふじのくに』へ寄贈しています。

環境保全活動への参加

 

はごろもフーズグループでは、環境保全のため、各事業所において周辺の河川清掃を定期的に行っています。
また、『小さな親切』運動静岡県本部が実施するクリーン作戦に定期的に参加し、地域の環境保全活動に積極的に参加しています。

静岡市SDGs宣言

 

本社のある静岡県静岡市に当社の取り組みを宣言しました。

静岡市のホームページで閲覧できます。