はごろもフーズグループは、「経営理念」「コーポレートメッセージ」「事業領域」に基づいて事業活動を営んでいます。
私たちは、安全・安心な食品を安定的にお客様にお届けし、お客様の健康と笑顔のお手伝いをすることが企業理念の実践であると考えます。
また同時に事業活動を通して、さらなる企業価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、継続的な成長を目指します。
この目標を達成するために、お客様・お取引先・株主・地域社会そして社員および当社で働くすべての人、すべてのステークホルダーの皆様
から一層の信頼を得られるようにコンプライアンス(法令遵守)体制の強化をはかってまいります。
はごろもフーズグループは、社員をはじめ派遣社員・請負スタッフ等、当社グループで働くすべての人に対して「行動規範」を規定しました。
社内研修等を通じ、本規範を十分に理解し、実施を徹底するとともに、グループ全体で法令遵守に取り組み、行動することをここに宣言
します。
2021年12月策定
安全・安心な製品の提供
日本および関係各国の関連諸法令を遵守し、衛生・製造・品質管理システムを構築し運用することで、安全・安心な製品の安定的な供給に努めます。
製品および安全・安心に関する正確かつ適切な情報を積極的に提供し、消費者やユーザーに危害や損害を与えないよう最善を尽くします。
人権の尊重
すべてのステークホルダーの人権を尊重し、不当な差別を撤廃するとともに、虐待やハラスメントをはじめとする非人道的な扱いを排除します。
日本および関係各国の関連諸法令を遵守し、強制労働や児童労働等、あらゆる人権侵害を排除し、法令に定められた就業年齢に満たない児童の雇用を許容しません。
現地の文化を尊重し、人種・民族・国籍・宗教・障がいなどを理由に、求人・雇用・報酬など処遇における差別をしません。
安全で働きやすい環境
当社で働くすべての人の安全と衛生が確保された労働環境の整備および業務上の災害の発生防止に努めます。
日本および関係各国の法令に定められた労働法および関連諸法令を遵守し、適切な労務管理と適切な賃金の支払いを行います。
社内での不正・法令違反等を未然に防ぐため、内部通報制度を活用します。
公正な事業慣行
日本および関係各国の法令や規則、関連する社会規範を遵守し、コンプライアンス体制を構築するとともに、積極的に情報開示を行います。
カルテルや談合、優越的地位の濫用等、独占禁止法および下請法等、関連する日本および関係各国の法令や規則を遵守し、販売先・仕入先・他の取引先に対し公正・透明かつ自由な競争による事業活動を行います。
政治・行政・業界団体・その他企業および個人とは常に健全かつ透明な関係を保ち、強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗取引に関与しません。
公私を峻別し、公平・公正・明瞭に業務を進め、会社の財産や情報・権限を濫用、私的に利用しません。
知的財産権を尊重し、不正使用や侵害行為は行いません。
反社会的勢力およびこれらと関わりある団体や個人との関係を排除します。
地球環境への配慮
日本および関係各国の関連諸法令や規制、国際条約の遵守はもとより、「はごろもフーズ環境方針」に則り、資源・エネルギーの有効活用、環境汚染の予防等による環境保全に努めます。
生物多様性と生態系の保全や気候変動緩和への取り組みを積極的に推進し、地球環境に配慮した事業活動を行います。
地域との関わり
国内外を問わず、事業を行う地域の社会習慣および文化を尊重し、コミュニケーションを深めることで地域との共生をはかります。
相互信頼を基盤とした事業活動の推進と、地域社会の発展に貢献します。
情報セキュリティ
情報セキュリティに関する法令・規則、契約上の義務を遵守し、コンピュータ・ネットワーク上の脅威に対し、社内外に影響を与えないための対策を確立します。
個人情報や機密情報を適切に管理・保護します。
以上
1.はじめに
当社グループでは、お客様(お取引先を含み、以下、同様とします。)と従業員の人権を共に尊重していくことを明確化するため、カスタマーハラスメント対応方針を制定しました。
2.基本方針
私たちは、お客様からのご意見・お申し出には真摯にかつ誠実に向き合い対応します。一方で、カスタマーハラスメントに対しては、全従業員の人権および就業環境を著しく害するものとして、毅然と行動し、組織的に対応します。
3.カスタマーハラスメントの定義
当社グループは、お客様がお申し出において、ご自身の要望の実現を目的として、社会通念上の範囲を超える行為をなすことを、カスタマーハラスメントとみなします。
<具体的言動の事例>
|
行為分類 |
具体的言動 |
|---|
|
精神的、身体的な攻撃 |
・侮辱や人格を否定する言動 ・差別的、性的な言動 ・対応内容について、執拗に言葉尻を捉えたり、揚げ足を取る行為 |
|
威圧的、脅迫的な言動 |
・脅迫や威嚇、恫喝行為 ・SNSやインターネット上での誹謗中傷、虚偽の拡散 ・非常識的な時間外対応や長時間対応、訪問の要求 ・事業所内外での居座り、大声を出すなどの営業妨害行為 ・訪問対応時の土下座の強要 |
|
執拗な言動 |
・同じ要望や執拗な申し出、当社とは無関係な申し出の繰り返しによる営業妨害行為 ・同じ要望を当社の複数の部署に執拗に繰り返すことによる営業妨害行為 |
|
正当な理由のない要求 |
・商品やサービスなどと因果関係のない慰謝料や治療費などの金品・サービスの要求 ・合理的理由のない謝罪要求や当社関係者への処罰の要求 ・社会通念上の範囲を超えた原因究明方法の要求 |
※上記のカスタマーハラスメント行為の定義は、厚生労働省が定める「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に基づいています。
4.カスタマーハラスメントへの対応
・当社グループでは、カスタマーハラスメントに対しては、会社として毅然と対応します。
・当社グループでは、従業員等がカスタマーハラスメントに該当する言動を受けたときには、上司や会社相談窓口に報告・相談することとします。
・当社グループでは、従業員等に対して、カスタマーハラスメントに該当する行為があったと判断した場合、適宜商品・サービスの提供ができなく
なる可能性がございます。
・当社グループでは、当該行為が悪質だと判断した場合には、しかるべき機関等に相談のうえ、適切かつ厳正に対処させていただきます。
※上記に限らず、「社会通念を超える著しい迷惑行為」とみなされた場合同様の対応を行う可能性がございます。
以上

